【子乗せモデルを実際に乗り比べ】電動アシスト自転車を買うならヤマハとパナソニックどっちがおすすめ?

電動アシスト自転車で人気のメーカーであるパナソニックヤマハ
お店の自転車売り場ではどちらのメーカーも同じように展示されているので、正直違いが分かりにくいですよね。

電動アシスト自転車は高い買い物なので、あとで後悔したくないものです。
この記事では、パナソニックとヤマハの自転車を実際に乗り比べてみた感想を踏まえて比較します。

今回は、ママ・パパさんのために子乗せモデルに絞ってご紹介します!

販売中モデルの紹介

まずはヤマハとパナソニックの子乗せモデルにはどのような種類があるのか、まとめてみました (24年モデルで比較)

ポイント ヤマハ パナソニック
前乗せ PAS Kiss mini un SP 1. ギュット・クルーム
2. ギュット・クルーム・F  ※カゴ付き
後乗せ PAS Babby un SP 1. ギュット・クルームR ※Rはリア(後ろ)の意味
2. ギュット・アニーズ ※やや安い
後乗せ & 大径タイヤ PAS Crew ギュット・アニーズ・DX・26

たくさん車種があるようで実はシンプルですよね。
ラインナップに関してはパナソニックの方が車種がやや多いです。

車種を選ぶポイント

♣ チャイルドシートが「前」か「後ろ」のどちらに付いているか。

後乗せ ⇒  カゴ付きで買い物にも対応できる。乗り心地も後乗せの方が安定している。
前乗せ ⇒ 乗りながら子どもの様子を見れて安心。また将来的に2人目を考えている場合におすすめ。

Panasonicで24年に新登場した「ギュット・クルーム・F」は前乗せかつカゴも付いているモデルで、これから人気が出そうです。

♣ タイヤの大きさ。一般的な子乗せ自転車は20インチの小径タイヤです。

小径タイヤ(20インチ) ⇒ 重心が低く安定しているので、お子さんを乗せるのであればまずは小径がおすすめ。
大径タイヤ(26インチ) ⇒ 身長の高い旦那さんが頻繁に乗る場合などに適している。

ヤマハの「PAS Crew」とPanasonicの「ギュット・アニーズ・DX・26」が大径タイヤのモデルです。

<コラム>
パナソニックの「ギュット・クルーム」と「ギュット・クルームR」には”DX”と”EX”の2種類があります。
車体の性能自体は変わらず、「ラクイック」というワイヤレスタイプのキーを搭載しているかどうかが主な違いです。「EX」がラクイック搭載モデルです。

機能面の違い

ヤマハとパナソニックでスペック面での違いは、正直ほとんどありません
あえて言えばパナソニックの一部モデルに搭載されている先ほど紹介したワイヤレスキーの「ラクイック」くらいでしょうか。

価格・車体重量・バッテリーの容量・サイズ・走行距離など基本的なスペックは細かい差なので、選ぶ決め手としては「デザイン」や「走行性」といったメーカーごとの味付けの部分になってきます

デザインに関しては好みのため説明は省き、ここでは実際に乗り比べて感じた「走行性」の違いについてお伝えします。

乗り比べた感想

ヤマハとパナソニックの電動アシスト自転車を乗り比べて感じた違いを紹介します。
※あくまで個人的な感想として参考にしてください。

今回乗り比べたモデル

YAMAHA PAS Babby un SP
ヤマハの後乗せモデルです。

Panasonic  ギュット・アニーズ DX
パナソニックの後乗せモデルです。

♣ヤマハ自転車の感想

良かった点

  • アシストのかかり方が自然な感じ
  • 前輪の小回りが効く
  • 坂道でのアシストがスムーズ
  • 後ろの方に重心があるように感じ安心感がある

気になった点

  • 坂道発進など初速の踏み込みにやや力がいる
  • ギア3段階あるうち2段目がちょうど良く、3段目ではややペダルが重たく感じる

パナソニック自転車の感想

良かった点

  • 乗った感じずっしりとした感じがある
  • ペダルを踏み込むと同時にアシストがかかり、走り出しがスゥーと快適
  • 坂道では前から引っ張られるような強力アシスト
  • アシストがしっかり効くためギア3段目でも快適

気になった点

  • 前輪の小回りがやや効きづらい
  • 前に引っ張られるようなアシストが慣れるまでは怖く感じるかも

ヤマハとパナソニックの比較

特に違いがあると感じたポイントについて比較をまとめました。

アシストのかかり方

  • ヤマハはペダルを漕ぐ動きに追従して自然にかかる。後ろから押してくれるような感じ
  • パナソニックは漕ぎ始めからしっかりアシストがかかる。前に引っ張られる感じ

端的にいうと、ヤマハが「自然」でパナソニックが「しっかり効く」という印象を受けました。
逆にいうとヤマハの方はペダルを踏み込まないと強いアシストが掛からないので、たとえば坂道の途中で止まった状態から発進する場合などに最初の踏み込みが大変かな必要だなと感じました。

小回り

  • ヤマハは重心が後ろにあって前輪のハンドル操作が軽い感じ。かといって前がフラフラするわけではなく、普通の自転車のように自然な操縦感といった印象。
  • パナソニックは前後均等に重心があり、ずっしりとした感じ。ヤマハほど小回りは効かないように感じたが、直線での安定感に優れている印象。

細かく曲がることが多いルートの場合はヤマハが、直線が続くルートではパナソニックの方が快適に感じました。

ギア

  • ヤマハは3段目だとペダルがやや重い。
  • パナソニックは3段目でも快適。

ヤマハとパナソニックともに3段のギアが搭載されています。
Panasonicの方が、どのギア段階でもスムーズにアシストが効く印象です。

まとめ

記事に内容をまとめます。

  • ラインナップやスペックにあまり差はなく、デザインや走行性に違いがある。
  • ヤマハはアシストのかかり方が自然で、小回りが効く。
  • パナソニックはアシストの効き方がやや強く、ペダルを重く感じる場面が少ないと思われる。

ただどの違いは決定的なものではなく、味付けの違いといった程度です。
どちらのメーカーの自転車を購入したとしても、選択についてあとで後悔することはないと思います。

最後は自分の好みを信じて選びましょう。その際にこの記事が参考になれば幸いです。
※乗り比べに関しては、あくまで個人的な感想として参考にしていただければと思います。

またYAMAHAの電動アシスト自転車についてはこちらの記事でよく詳しいレビューを載せています。良かったら合わせて読んでみてください!

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